『まんが日本昔ばなし』について

平素より川内康範の作品をご支援くださり、誠に有難うございます。

本文書は、先に公開した『週刊誌の報道について』を補充するものです。週刊誌による誤認の拡散を防ぐべく、当社がアニメーション作品『まんが日本昔ばなし』につき、川内康範の氏名表示を求めている経緯についてご説明いたします。

『まんが日本昔ばなし』は、本ウェブサイト「代表作」の頁における解説の通り、作家・川内康範が強い信念のもと、構想から放送の実現までを主導して多くのスタッフと共に作り上げた作品です。主題歌やエンディングテーマの作詞も行い、放送開始後は監修者として数多くのエピソードに携わりました。

株式会社愛企画センターは、川内康範を事実上のオーナーとして創立され、『まんが日本昔ばなし』や『月光仮面 THE MOON MASK RIDER』、『正義のシンボル コンドールマン』など、川内作品への関与を主として活動を行ってきました。

しかし、妻であった同社役員との軋轢が生じ、晩年以降、故人は同社と絶縁しております。

この頃から、『まんが日本昔ばなし』につき、オープニングクレジットから川内康範の氏名を消し去り、別人物が中心となって作り上げた作品であるかのような表示を行うなど、故人の業績を隠滅するがごとき振る舞いが見受けられるようになりました。

私共はこうした実態を把握したのち礼を尽くして改善を求めてまいりましたが、故人への侮辱が繰り返されるのみで、対応の機会は得られませんでした。今日の愛企画センターには、故人が「愛」と名付けた創業時の面影はありません。

著作者人格権に言及するまでもなく、作品の生みの親に敬意を払い、地位に相応しい形で氏名を表示することは、著作物を公衆に提供する者が当然為すべき道義であります。著作財産権につきましても、相手方が一切の権利の譲渡を受けた旨の主張のみを行い、根拠となる資料の提示を求め続けても応じることがないため、不明点が多々存在します。

かかる事情により、川内康範の名声の毀損をはじめ、多大な迷惑を被り続けているため、当社は問題の解決を求めております。

なお、愛企画センターが関与した『まんが日本昔ばなし』以外の川内作品につきましては、故人の原作者としての地位が確立していることから、問題は生じておりません。

関係各位と作品を愛する皆様におかれましては、多大なるご心配とご迷惑をお掛けし、誠に心苦しい限りではございますが、何卒ご理解を賜れますようお願い申し上げます。

2022年11月24日

株式会社川内文藝事務所

代表取締役 飯沼龍飛


本件に関するお問い合わせ先

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